トイレで手を洗っていた。隣人の顔をふと見たら、カルドーゾ前大統領だったので驚いた。
ブラジルを代表するバレエ団グルポ・コルポの創立三十周年記念公演の初日。幕開けを待つ会場はとても華やかだった。
バ―付近には歌手のカエターノ・ヴェローゾ。辛口世相評論でおなじみの映画監督アルナウド・ジャボールや、『カランジルー』の作者ドラウジオ・ヴァレラの姿も。
著名人が一堂に会した感のあった光景に、歩く「女性自身」(日本の芸能誌)を自負する知人はたいそう興奮していた。
一つのバレエ団がこれだけのVIPを集めることができるのだから、日本移民百周年記念イベントの際にはさらに豪華な顔ぶれを期待している。
そのときには、自称ではなく本物の「女性自身」が取材に来るかなあ。ミーハーな話題でどうもすいません。(大)
05/8/16