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コラム オーリャ!

 北海道協会のリッファの売れ行きが、順調だという。ついこの前も、パラナの道産子から一万レアル(五十冊分)の協力を取り付けた。どうやら、目標の四百冊は達成出来そうな見通しだ。
 二〇〇二年二月の定期総会。執行部は重苦しい口調で、会館建設時にペニャ製紙から受けた融資の一部が負債として残っていることを明らかにした。反対分子に隙を与えることになるから、表面に出したくない問題だった。債権者との交渉は、暗礁に乗り上げていた。
 これまで物産展などを企画し、収入増加を図ってきた。返済期限も迫り、尻を叩かれる形でリッファを発行した。支援が集まったのは、会館を手放したくないという会員の願望なのだろう。
 負担をかけさせるべきでないと、執行部は会員に協力を求めるのを先延ばしにしてきた。無口は、誤解を招くだけだったかもしれない。(古)

 05/8/18