2005年8月19日(金)
【既報関連】サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)は沖縄県人会(与儀照雄会長)と共催して、今年九月中に外国人再登録の一括手続きを実施する方向で準備を進めている。援協は八月末から九月初めに、連邦警察の担当者と会合を持ち、詳細を調整する見通し。
これまでの話し合いの結果、一日で希望者の応対をするのは無理だという結論になり、複数日にわたって行う見込み。今後、実施場所、必要な機材、人員の配置などについて煮詰める。
法令9505号(一九九七年十月)により、六十歳以上は更新する必要がない。事務局は、連邦警察の課長クラスの話として次のような話を伝えている。
「六十歳以上でも、更新したほうがよい。理由は、(1)外国旅行した時に旅先の官憲や行政機関は、ポルトガル語の法令が理解出来ない(2)INSSの申請をする時などに、クレームがつけられる恐れがある(3)地方では、法令の内容が行き渡っていない恐れがある」。
更新するかどうかは、もちろん本人の自由だ。