ホーム | 日系社会ニュース | 江差追分ブラジル大会に勝って=会田さん日本の全国大会へ

江差追分ブラジル大会に勝って=会田さん日本の全国大会へ

2005年8月24日(水)

 六月に行われた第十六回江差追分ブラジル大会で優勝した会田郁子さん(71)。九月十六日から十八日にかけて行われる第四十三回江差追分全国大会にブラジル代表として出場することになった。
 同大会では一般の部(十五~六十四歳)二百三十三名、熟年の部(六十五歳以上)百十八名、少年の部(十四歳まで)五十一名、計四百二名が唄う。会田さんは十七日の熟年の部に出場する。「だんだん日が近づいてきて緊張してきた」。江差追分を始めたのは三年前。それまでは他の民謡を唄っていた。
 石川諭江差追分会ブラジル支部会長は「日頃の練習の通り唄ってくれればいい。優勝、準優勝にこだわらず、日本の伝統的な民謡である江差追分を通して交流をして欲しい。ブラジルでも頑張ってるんだってことが伝わればいい」と励ました。会田さんも「日本とこういう形で交流できるのは本当に嬉しい。もう唄うしかないですね」と意気込みを見せた。