2005年8月27日(土)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】百日にわたる党や議会、公社に対する告発攻勢で疲労気味のルーラ大統領は二十五日、
ヴァルガス元大統領のように自殺はしないし、ジャニオ元大統領のように辞任はしないし、ゴウラルト元大統領のように追い出されることはなく、先人の轍を踏むことはないと経済開発審議会で豪語した。
望むべくはクビチェック元大統領のように危機に際しマスコミの嘲笑の中をよく耐え、後々には右派や左派、中道派からも尊敬されたようになりたいと述べた。コーロル元大統領については何も言及しないが、自分は良心に恥じるところがないとした。
〇六年の大統領選は、まだ再出馬を決めていないので再出馬を意識した大衆迎合政策も行っていないという。IBOPE調査でルーラ人気に陰りが見えたことを気にして、全てが喉につまった様子であった。
二十四日はヴァルガス元大統領の命日であったので、追悼の意を込めた。だがゴウラルト元大統領は辞任ではなく、軍部からの辞任強制だとした。ジャニオ元大統領は「見えない敵」や「見えない力」とは言ってない。辞職願いには「恐ろしい力が私を襲う」と書いてあると大統領がいう。