2005年8月27日(土)
〇二年十二月、カルドーゾ大統領の人事により、「大使」に任命された藤田エジムンド氏は、九月末、インドネシア大使として赴任する運びになった。
同大使は、大使昇進後、外務省アジア・オセアニア局長として、昨年五月、ルーラ大統領の中国公式訪問の随行員として同行、任務をまっとうした。去年小泉首相の訪伯にともない、ロドリゲス農相、アウキミンサンパウロ州知事らとともに、モジアナのカンナ地帯に視察へ。途中、グァタパラ移住地に降り立ち、大いに首相に喜ばれた。五月には、ルーラ大統領の韓国、日本公式訪問に随行している。
インドネシア大使は、去る一月任命があった。四月、同国政府からアグレマンが届き、七月ブラジリアの国会の承認を得た。インドネシアは人口二億八千万、中国、インドに次いで世界第三位、スマトラ、セレベス、ボルネオなど数千の島から成る島嶼国である。