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グルメ教室が盛況=一流シェフが秘技を伝授

2005年9月9日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】近年のグルメブームの到来で一流シェフを志す人々を対象とした料理専門学校が盛況を見せている。
 先に、サンパウロ市議会が社会活動の一環としてレストラン学校を開設、その第一期生百八十人が卒業し、市内一流レストランから求人が殺到したり、うち四人はイタリアに留学が決まるなど好評を博したこともあり、新たに三つの学校がオープンの名乗りを挙げた。いずれも市内有名レストラン経営者や一流コックで代々伝わる伝統の味を伝授し一流シェフへの道を敷いていく方針だ。このためオリジナルの味の由来や調理法を講義しさらに現代風や好みに合わせた応用編も指導する。このため学校内に図書館を併設し料理専門知識を得られるよう配慮している。また、授業で習った料理を自宅で復習する際、スーパーなどで手に入りにくいスパイスや調味料を販売するコーナーを設けるなど施設を充実させている。応募者は女性よりも男性が圧倒的に多く、コックで生計を立てていく意気込みが感じられるという。
 プロ志向の代表的専門学校は、▼アテレイエル・グルマンド:ベラ・シントラ街一七八三番(TEL・3060・9547)▼シッター・マガジーノ:メロ・アルベス街三五四二番(TEL・3038・6777)▼スパイシイ:八ドック・ロボ街七四六番(TEL・3062・8377)▼スタジオ・ド・サボル:グスタボ・テイシェイラ街三六二番(TEL・3673・1973)▼ヴィンディエル:アラメダ・ロレナ街五五八番(TEL・3057・2987)▼ウィルマ・コーヴェシ:クリスチアノ・ヴィアナ街二二四番(TEL・3082・9151)。