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大耳小耳

2005年9月14日(水)

 援協巡回診療班のバスが十日サレゾポリスに向かう途中、タイヤ系統に故障がみつかり、ストップした。幸いにも知人の修理工が近くに居住しており、診察に影響は出なかったという。車両の老朽化は前々から目立っていた。資金不足のため、買い換えることができないでいる。二カ月後に控えたブラジリア方面への巡回を乗り切れるのか、関係者の頭は痛い。
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 八十周年記念史編纂を進めているバストス。資料不足に関係者は頭を痛めている。現在必要となっているのは、「バストス週報」「海外移住組合法」関係の資料、コチア産業組合が発行していた「農業と協同」の一九五七年以前のもの。情報をお持ちの方は電話14・3478・1209(中村)まで。
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 在日ブラジル人の運転免許所持者が、日本国内の免許を取得する際は、ポ語で試験を受ける。さきごろ、警察庁は、そのポ語の設問一問に出題ミスがあり、その影響で十四府県警で受験した百六十八人が不合格になっていた、と発表した。同庁は、該当者に謝罪した上で、筆記試験を合格したことにし、その後の試験を受け直して免許を取得した受験者には試験手数料を返還するという。ミスは設問の単語一つ。それでも、問いの意味が逆になっていた。