2005年9月15日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】先週末の真夏を思わせる猛暑から一転、寒気が流れ込み各地で冷え込みとなった。リオ・グランデ・ド・スル州では十三日明け方に気温が氷点下を記録、降雪となり、時期外れの雪景色にガウーショらはビックリしたり喜んだりした。サンタ・カタリーナ州でも気温低下で雨が氷結したり樹氷が現れ白銀の世界となった。
リオ・グランデ・ド・スル州ではサンジョゼ・ドス・アンゼンテス市とカンバラ・ド・スル市でそれぞれ〇・九度、〇・三度を記録し、ボンジェズス市では氷点下となった。ポルトアレグレ市は九度となった。サンタ・カタリーナ州ウルビシ市ではマイナス四度だった。
南部地方では十四日、ウルグアイとの国境付近の海上で熱帯性低気圧サイクロンが発生する見込みで、内陸に上陸するため寒気が続くとみられている。海上では四メートル以上の高波でシケるため注意を呼びかけている。サンパウロ市では十三日、最低一一・八度、最高一六・一度と冷え込んだ。海岸地帯は暴風雨と高波が襲い、サン・セバスチオンとイリャベーラを結ぶフェリーは十一時間欠航した。