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姉妹・那覇市に研修へ=サンヴィセンテ市から=市職員が2カ月間

2005年9月17日(土)

 沖縄県那覇市と姉妹都市提携をしているサンヴィセンテ市は市職員交流事業の一環として、十月三日からの二カ月間、サンヴィセンテ市で観光行政に従事するアントニオ・デ・メーロ・ネットさんを那覇市に派遣する。
 ネットさんは「埋め立ての問題に興味がある。家族と離れるのは寂しいが心配はないし、ずっと行ってみたかった日本にいけるのはうれしい」と話す。
 同市役所の都市計画副部長伊波正哲さんによると、派遣者は市長の推薦によって決められ、派遣期間中は沖縄各地の視察のほか、市の環境部、保育園、小中学校での研修もある。
 ネットさんの通訳を務めるのは、那覇市在住の平良和義さん。ロンドリーナ市、マットグロッソ州などに留学の経験があり、外務省リオ総領事館に在外公館派遣員として勤務した。