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大耳小耳

2005年9月20日(火)

 コチア産組移住課長の故・山中弘さんの子息、山中イジドロ農務大臣特別補佐官は五十周年式典当日、コチア青年に関わる家族のエピソードを教えてくれた。第一回コチア青年が到着した五五年九月十五日は、実は弘さんの誕生日。いつもならボーロを囲んでお祝いをするが、青年らがモイーニョ・ベーリョに到着したときに何か事故があったらしく、「父はとても不機嫌で家族に当り散らし、お祝いもなしに就寝するはめとなりました」。コチア青年が始まって以来、週末はすべてその世話に費やされるとになったとか。
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 東京・六本木の路上で先月二十九日、十六歳のブラジル国籍の日系少女が死亡しているのが発見された。十九日付け読売新聞(インターネット)の報道によると、少女の体内からは覚せい剤、アヘン、コカインなど複数の薬物成分が発見されたという。少女は群馬県の地方都市で生活していた。ブラジルから日本へ、そして都会の路上で果てるまで彼女に何があったのか。やりきれない思いにとらわれる。
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 ロンドリーナのアリアンサ会館で三十日からある、折り紙展示会に出展している堀内和子モデル校校長。折り紙の魅力にとりつかれて十五年。九五年には「オリガミ・エン・カレンダリオ」というポ語の折り紙のテキストを出している。中には「ピニェイロ・ド・パラナ」「パルケ・イグアス」「カジュー」など、ブラジルならではの作品もあって面白い。