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東西南北

2005年9月23日(金)

 下院議長の後任人事を巡ってシナリア下議(PT)を推す労働者党(PT)と、テメル下議(ブラジル民主運動党=PMDB)を推す大統領府が対立している。大統領府は連立の要としてテメル下議を議会対策に使う考えだ。PTは満場一致で独自候補の擁立を決めた。大統領府は二月の議長選で二人の候補者を立てたため、票割れを起こした苦い経験が悪夢となっている。シナリア下議は党と大統領府の対立を問題なしとしている。
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 オポチュニティー銀行のダンタス頭取は二十一日、政府は国営企業の年金基金に対し常に圧力をかけていたと議会調査委員会で証言した。圧力は前政権時代から存在したと言明し同行からPTへの裏金供与は否定。裏金の出所についてテレマールやテレコムイタリアを例に、政府から恩恵を受けた企業を調べるべきと調査委員会に忠告した。
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 郵便局職員全国組合は二十一日、八・五%の昇給などを盛り込んだ労働高裁長官の提案を拒絶、八日目に入ったストを継続することになった。リオやパラナなど六州と連邦直轄区、他五市の職員は提案を受け入れて職務に復帰。ストは郵便物の二〇%の配送に影響、窓口では受付けが行われている。
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 サンパウロ市アウト・デ・ピニェイロス区にあるヴェラ・クルース校付近で二十一日朝、私設警備員と犯罪者集団の銃撃戦が発生、住民や生徒の父兄がパニック状態に陥った。街路の警備員ダマスセノ(38)は、頭部に被弾し死亡した。十五日前に街路に駐車中のパラチ車を盗もうとした犯人に警備員が発砲したのが今回の事件の発端。それがちょうど生徒の下校時間だった。警察は復讐とみている。