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刊行物

2005年9月23日(金)

 『椰子樹』八月号(三百十九号)が発行された。表紙裏「十年ののち(抄、十二首)」(故 陣内しのぶ、九六年・合同歌集『幾山河の賦』より)、作品(高橋暎子、渡辺光選)、遺稿「夜のシュラスコ(二十首)」(陣内しのぶ)、椰子の木蔭で、文「繰り言」(陣内しのぶ、文の末尾の一首「身の弱り告げざるままに叔母逝かせ自業自得と術なし今は」)、「春水八人集」(酒井祥造、杉田征子、井本司都子、山岡樹代子、上妻泰子、岡本利一、藤田あや子、中西静世)ほか。

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 『イッペ』十月号(三百四十号)が発行された。共鳴句九月号同人作品から小原みつ子抽「苦労談美談と変る移住祭」(天村)、同人作品十月分から「久しぶり逢ふ友無口蝸牛」(イボチ、RS、石神みさ子)、「永き日や妻の寡黙をもてあます」(フランコ・ダ・ロッシャ、斎藤光之)、ほか。