東西南北

2005年9月24日（土）

　ルーラ大統領は二十二日、二〇〇六年度連邦予算基本法（ＬＤＯ）の二十三項目を拒否した。その結果、農産物輸出業者への商品流通サービス税免税分に対する、連邦政府から州や市への補償が困難となった。税制改革を州知事らが受け入れるよう圧力をかけたもので、野党知事や市長らは一斉に反発している。
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　十三日前に逮捕され、現在サンパウロ州連邦警察本部留置場に拘束されているマルフ元サンパウロ市長と息子の監房を抜き打ち検査したところ、シャンペーン・ドンペリニョン（二五〇レアル）やダマスコ、ペルシアじゅうたんなどが発見された。訪問者の差し入れとみられるが、弁護士は復讐に連警が置いた物と主張。
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　ニューヨーク五番街をモデルにサンパウロ市オスカール・フレイレ街を改装する計画がある。電線は地下へ埋設、歩道を広げ、ゴミ箱はしゃれたデザインに。街路樹スレスレに、駐車区域を設ける。メーロ・アウベス街からジョアン・マノエル街までの五ブロックは店並みも高級品店に改造。工事は十月一日から予算八〇〇万レアルを投じて開始、五〇〇万レアルは電線埋設工事に使われる。完成予定は三月三十一日。工事費はアメックスが六五％、残りを地元商店が負担する。
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　ブレノ・シウヴェイラ監督は映画「フランシスコと二人の息子」を、二〇〇六年度アカデミー映画祭に出品することを決定した。同映画祭は〇七年三月に米国のロサンジェルスで開催される。この作品は国内上映の観客動員数では九月末で三百万人とされ「カランジルー」の四百六十万人に次いでいる。ストーリーはブラジル版出世物語だが、心に訴える内容でハッピーエンドだ。