■ひとマチ点描■ブラキチの添乗員

2005年9月29日（木）

　今年すでに４回も来伯しているというフリーランスの旅行コーディネーター、吉田初さん（大阪府）＝写真＝。「１年に２５０日は海外にいる」と笑う。
　自称「ブラキチ」。ブラジルや中南米を中心に活動し、１０月２１日から２３日にサントス市のＳＥＳＣで行われる演劇の「維新派」公演にも添乗することが決まっている。
　最近本格的に南米ツアーに力を入れ、昨年１０月には近畿日本ツーリストの協力を得て、中南米ツアーを実施した。また、「若い子に少しでも多くいろいろな経験をして欲しい」と、毎年ブラジルに派遣される兵庫県の農業高校生の一行に添乗している。
　その今年の研修では「ラッキーなことが多かった」という。「（訪問先のポンペイア市の）西村農工学校の寮が新しくなり、また、いつも暑さで倒れる生徒がいるが、気候に恵まれみんな元気に研修できた」からだ。
　訪れるたびに魅了される中南米。「これからも文化交流に協力したい」と意気込んでいる。　　　（南）