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H・Stern慈善セール=今年は「やすらぎ」へ

2005年9月30日(金)

 宝石、アクセサリーで世界的に有名なH・Stern(ハンス・ステルン社長)は今月二十七日に創立六十周年目を迎えた。二十八日から十月一日までの四日間、商品を三割から五割引で販売し、その売上の一部を社会復帰センター・やすらぎホームに寄付することになった。初日はショッピング・パウリスタ内支店で店員が緑色のはっぴを着て商品を販売。同ホームの坂本盛男経営委員長、小野活人ホーム長、坂和三郎サンパウロ援協副会長を始め大勢の人が訪れた。  
 寄付が行われるようになって今年で二回目。去年は「カリタス学園」に寄付された。今年は援協診療所婦人科の当真千鶴医師が同社と懇意であったことがきっかけでやすらぎホームに寄付されることになった。
 落合春恵ルイザ支店長は「余った商品は今まで溶かして違うものを作っていたけど、それなら売って寄付して社会の役に立ちたいという思いから始めた」と話す。同社は本社リオ・デ・ジャネイロを中心に十四ヵ国百六十店舗を構え、各支店で同様のバザーを開催し慈善団体に寄付している。