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大耳小耳

2005年10月5日(水)

 西村俊治財団の「学校便り七十号」には『嬉しい便り』との見出しで次のような話を掲載。西村農工の第十期卒業生ので、日本在住のヨコダ・カルロス・ケンジさんが国際NGOを通じて、東チモールに人道的支援を行っているという。彼の活動範囲は、ブラジル→日本→東チモールと地球を半周以上グルッとまわる。これぞ国際派日系人の面目躍如か。
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 今月一日に帰国した上原文協会長の記者会見で、大浦文雄氏は「百周年をアピールする必要がある」と訪日の理由を語った。九月二十日の小泉総理との面会後、首相番記者に取材された上原会長。面会の内容などを聞かれ「表敬訪問です」と一言。その態度を大浦文雄氏は「さすがだった」と賛辞していたが、それがアピールの姿勢といえるのかどうか……。
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 援協リッファの当選番号が一日に発表された。自家用車やオートバイなどの賞品が用意されており、抽選日から半年経っても問い合せが入るそうだ。例え法律上に規定があったとしても、援協は賞品の引き渡し期限を設けるつもりはない。「うちは人間的な仕事をしており、小役人根性なんてありません」と事務局。当選者が現れるまで、大切に保管しているという。