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昔のおもちゃで遊ぼう=文協=日本館で8日から

2005年10月8日(土)

 ブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)は創立五十周年事業の一つとして、「セマーナ・ド・ブリンケイド」と題した日本の昔ながらのおもちゃを紹介する週間を八日から十六日までイビラプエラ公園内日本館で行う。時間は毎日午前十時から午後五時まで。「子供に日本文化に興味を持ってもらいたい」と主催者は意気込んでいる。
 サンパウロ総領事館から剣玉や竹とんぼなどのおもちゃを提供してもらうなどの協力をえて展示される。毎日午後一時から五時まで、折り紙、漫画のイラスト、糸電話などの体験教室を行う。十一人の先生がボランティアで集まり、おもちゃの作り方や遊び方を教える。凧作りで有名な山崎ケンさんも参加する。
 松尾治文協副会長は「まずこのイベントに参加してもらうことで日本館の存在を知って欲しい」との意義をかたった。中川郷子社会担当理事は「おもちゃを作ったり、遊んだりして楽しく一週間を過ごして欲しい。普段は見られないおもちゃも見ることができるかもしれない」と話した。
 また、サンパウロ市内にある全ての小学校を中心に招待しているので、日系人だけではなくたくさんの子供に日本文化を知ってもらう良い機会になりそうだ。
 問い合わせ電話は11・3272・0357(中川さん)まで。