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1対1で引き分け=W杯南米予選=高地ボリビアで苦戦

2005年10月11日(火)

 サッカーブラジル代表は九日、南米予選でボリビアと対戦し、一対一で引き分けた。
 過去の対戦成績、実力ではブラジルが圧倒するものの、ボリビアのラパスは三六〇〇メートル近い高地にスタジアムがあるため、対戦チームは薄い空気の中、苦戦を強いられる。実際、ブラジルは予選史上初の黒星を九四年大会予選の対ボリビア戦で献上している。
 前節のペルー戦ですでに本大会出場を決めているため、ほとんどのレギュラーを休養させたブラジルはボリビアにペースを握られるやや苦しい展開だったが前半二十四分にジュニーニョがFKを直接決めて先制。しかし、後半早々の四分に集中を欠き、ボリビアに同点ゴールを献上すると双方、決め手を欠き試合終了。
 首位アルゼンチンがペルーを下したため、念願の一位奪取はならなかった。ブラジルが最終節の十二日のベネズエラ戦で勝ち、アルゼンチンが敗れると一位通過の可能性が出る。