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PT総裁にベルゾイーニ氏=僅差の勝利、挙党体制課題に

2005年10月14日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙十二日】九日に全国で実施された労働者党(PT)総裁選挙決選投票は、十一日午後七時に総投票数の九五・六%が開票された段階で、主流派のリカルド・ベルゾイーニ氏(45)が投票の五一・六%を獲得して社会民主派のラウル・ポント氏(61)を僅差で下し、当選を確実にした。ベルゾイーニ氏は二十二日に党執行部会でPT総裁に就任する。
 「挙党体制の構築、党と議会そして政府との良好な関係の維持に果敢に挑戦しなければならない」と述べた同氏は、党内の対話の重要性を認め、新執行部を挙げてルーラ政権を支えていくことを宣言した。経済政策面では、保守的考えを抑えつつ、予算執行の促進と金利低下の加速を原則とする方針を明らかにした。
 また、裏金疑惑を理由に議員辞職し、来年の選挙に出馬するPT議員を党公認とするかどうかについて、公認は地方執行部の裁量にあり、党本部の決めることではないとにごした。
 一方で敗北を認めたポント氏は、「ほぼ半数に達する党内の支持を得られた。政府はPTの声にもっと耳を貸さなければならない」と選挙結果に満足の意を示した上で、今後はベルゾイーニ氏を支持していくと述べた。
 ベルゾイーニ氏は、ミナス・ジェライス州ジュイス・デ・フォーラ市出身。サンパウロ市やオザスコ市の銀行員組合代表から政界に進出、PT入党後は下院議員に二度当選。ルーラ政権では社会保障相、労働相を務めた。

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