2005年10月15日(土)
先日終了した大相撲のラスベガス公演。日本のスポーツ紙の報道によると、相撲協会には現在、ブラジルほか各国から海外公演のオファーが来ているが、来年の海外公演は行なわない方針だという。国内の地方巡業再活性化がその理由。とりあえずは来年の話だが、百周年事業として大相撲ブラジル公演実現を目指す当地の関係者にとっては気になるところか。
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十三日に文協で開催されたNHKドラマ「ハルとナツ」の特別上映会。昼の部は約九百人が訪れたが、夜の部は百人に満たなかった。小川彰夫文協副会長は「好評の水曜シネマも二部制に」と考えていたようだが、この結果を受け、「当分は今まで通り、午後〇時半だけで行いたい」と話している。日系映画館がなくなり、仕事後に日本語映画を見る、という習慣もなくなりつつある?!
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七月にパレリェイロス市の農場で日系人夫婦が襲われ殺害された事件で、州警は十四日までに元家政婦を含む犯人三人を逮捕した。時事通信の報道によると被害者はトミハル・カワムラさん(74)とセツコ・トミカ・コンドウさん(同)。カワムラさんは大分出身の川村富春さんと見られる。この家政婦は事件の二十日前に解雇され男二人と強盗に押し入った。