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世界最優秀選手候補を発表=国際サッカー連盟=ブラジルは最多の7人

2005年10月21日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】国際サッカー連盟は十三日、毎年同連盟が表彰する世界最優秀サッカー選手の候補選手三十人の名前を公表した。世界各国代表チームの監督とキャプテンが投票を行って決定するもので、十二月十九日にチューリッヒにある同連盟の本部で表彰される。
 候補者の国別ではブラジルが七人と最も多く、イギリスが四人、イタリアが三人の順となっている。ブラジルの七人はいずれも代表メンバーで、ヨーロッパでプレーしている。
 注目を集めているのが、共に過去三度受賞しているブラジルのロナウドとフランスのジダンの四度目の制覇がなるかどうかで、これに昨年の受賞者ブラジルのロナウジーニョ・ガウーショが絡んでいる。話題となっているのがサントスからレアル・マドリードに移籍したロビーニョで、出場五試合(スタメンからのフル出場は二試合)にもかかわらず、過去の実績と今年の期待感が込められて候補のリストに名を連ねた。
 ブラジル選手の候補はアドリアーノ(インテル・デ・ミラン)、カフー(ミラン)、カカー(同)、ロベルト・カルロス(レアル・マドリード)、ロビーニョ(同)、ロナルジーニョ・ガウーショ(バルセロナ)、ロナウド(レアル・マドリード)となっている。
 一九九一年から始まった表彰は昨年まで、マテウス(独)、バン・バステン(オランダ)、バッジオ(伊)ロマリオ(伯)、ウェア、ロナウド二年連続、ジダン(仏)、リバウド(伯)、ジダン(仏)、フィゴ(ポルトガル)、ロナウド、ジダン、ロナウジーニョ・ガウーショとなっている。