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大耳小耳

2005年10月21日(金)

 在聖総領事館の西林万寿夫総領事の着任披露パーティが十九日正午、モルンビー区の公邸で行われ約三百人が集まり、気さくな新総領事との親交を深めた。邸所有の絵画に加え、新総領事が個人所有する絵画や芸術作品も飾られ、サロンはいっそう高級感を増したとの話も。人気を反映してか、午前中の小雨にも関わらず多くが集まり、美味そうな寿司や天ぷらの屋台には長蛇の列・・・。なかにはモルタデーラと稲荷寿司でお腹を満たした客も。「次の機会を楽しみにしてください」とは関係者の弁。
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 八十周年を迎えたイタケーラ植民地。かつては果樹の栽培が盛んだったが、現在はあまり行なわれていない。理由の一つが「果樹泥棒」なのだとか。近年は花やうずらなどに取り組んでおり、植民地内で開いている露店市には毎週多くの人が訪れるという。
 姉妹都市提携をしているエンブー市長と滋賀県日野町長は二人とも気さくで冗談好き。市長は花祭りのあいさつで、当日雨天だったことに「町長が雨を持ってきてしまった。水不足の東北部に訪ねられたらいいのでは」。町長は笑顔で「こんな立派な市に小さな町と提携してもらって」と大きく謙遜。一緒に食事をしたときは、二人ともカイピリーニャで顔を赤くし肩を組んでいた。