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労働相がドイツで女遊び?=VW本社が組合長を完璧に接待
2005年10月22日(土)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】会社の金七〇〇万ユーロを横領した疑いで解雇されたフォルクスワーゲンドイツ本社の社員の証言が現在、大統領府高官のスキャンダルの火種となっている。
同社員は二十日、ドイツの新聞「Die Welt」とのインタビューで、ルイース・マリーニョ労働相がABC金属工組合の組合長だった二〇〇一年十一月に同社を訪れた際、同社の負担でナイトクラブでの乱痴気騒ぎに加わったことを明らかにした。またバルボーザ工場委員元リーダーも同行していたと述べた。
「訪問団一行の幹部には完璧に対応した。高級ホテルや売春婦を含む費用すべてをこちらが負担した。クラブではテーブルの上で五人の女の子が踊り、接待客を十分その気にさせた」。
同相一行はサンベルナルド・ド・カンポ市のフォルクスワーゲンの工場で予定されていた従業員三千人の解雇を回避すべく、三日間の日程でドイツを訪問していた。
ブラジル・フォルクスワーゲンはこの件についてノーコメントと声明を発表、ドイツ本社の広報部長も解雇された社員が信用できない人物で、検察庁が捜査中のためコメントは控えたいとエスタード紙に答えた。
マリーニョ労働相は二十日、「こうした告発はウソで、ひどい中傷で私は深く傷ついた。名誉毀損で関係者を告訴する」とした声明を発表した。