2005年10月22日(土)
5人制の室内ミニサッカー、フットサルの愛好者が日本で増えている。
「ファミフト」という言葉まであるらしい。
早大高等学院(東京都練馬区)教員で指導者の九里(くのり)孝さんによると、「ファミリー(家族)でフットサルのチームを組むこと。最近ちょっとしたブームになっている」
本場の事情を視察しようと9月に来伯した。州代表で争われた選手権を観戦。一方で女子やベテランの選手にも熱い視線を送っている。
「日本にはフットサルに関する情報がまだ少ないですから。ブラジルならではのルールや、審判員の動き方など、いろいろ見ておきたい」
ブラジルは95年、97年に続いて3度目だ。当時はサッカーのJリーグの審判員だった。フットサルの世界に入ったのは4年前。けがのため指導者に転身したことがきっかけだ。
地域差はあるものの、盛り上がりを見せているという日本のフットサル。
「競技人口は現在60万ほどかな。2年以内に日本リーグを立ち上げる動きもあるんです」
11月まで滞在する。群馬県桐生市出身。50歳。 (大)