ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
口蹄疫、パラナ州に拡大か=19頭に感染の疑い、追跡調査開始
2005年10月25日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日、二十三日】パラナ州農務局のペスチ長官は二十一日、同州北部・北西部ロアンダ、アマポロン、マリンガー、グランデス・リオス四市にある農場四カ所で、口蹄疫とみられる症状が表れた牛十九頭を確認したと発表した。
同長官によると、感染の疑いのある牛は今月一日から九日までロンドリーナ市で開催された農産物展示会「Eurozebu」で、農場主らが購入したものだという。同展示会には、口蹄疫が発生したマット・グロッソ・ド・スル州エルドラド市から四十頭の牛が出品されており、それらは先月二十四日にベラ・ヴィスタ・ド・パライーゾ市の農場に到着、競売のあった今月四日までいた。マット・グロッソ・ド・スル州で最初の口蹄疫発生が確認されたのは十日で、展示会が閉会した後だった。
対策の一環として同局は、過去六十日間にさかのぼってマット・グロッソ・ド・スル州の牛を購入した農場四十カ所で牛の追跡調査を進めている。それらのうち十二農場は、同展示会で牛を購入していた。同展示会で購入された牛がサンパウロ州など他州に運ばれた可能性もあり、各農務局にはすでに連絡したという。
パラナ州農務局は二十二日、ロアンダ、アマポロン、マリンガー、グランデス・リオスの四市を衛生リスク地域に指定し、生きた牛、牛肉、派生商品の流通、農産物のイベントを禁止した。感染の疑いのある十九頭の牛のいる農場の周囲五キロは衛生バリアーを設置、感染が確認された場合は二十五キロに拡大することにしている。