ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
裏金関与者の対審実施=CPI=金額に一部食い違い
2005年10月29日(土)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十七日】裏金CPI(議会調査委員会)は二十七日、裏金を用意また受け取った疑いのある、労働者党(PT)元財務担当のソアレス氏、広告業者ヴァレーリオ氏、同氏の広告会社SMPBの財務部長、ヴァスコンセロス氏の三人と、コスタ元自由党(PL)党首など六人との対審を実施した。
対審は疑惑に関する新事実を明らかにしなかったが、報告書作成のために詳細を確認する意味で、重要な機会となった。ただ、自由党に渡された裏金の金額については、ソアレス氏は一二〇〇万レアルを承認、ヴァレーリオ氏は一〇八三万レアルを渡した、コスタPL元党首は六五〇万レアルしか受け取っていないと述べ、証言が食い違った。
コスタ元党首は、ソアレス氏が承認し、ヴァレーリオ氏から受け取った金は二〇〇二年の大統領選挙決選投票に向けたルーラ候補の選挙資金として使われたことを再び認めた。同党首は誰に相談もなく自身でルーラ候補の支援を決断したとCPI終了前に述べたが、ルーラ候補が選挙資金を通じて裏金と関わっていたとみた野党は、連邦検察局への告発や裏帳簿CPIの設置要求など、しばらくなりを潜めていた大統領の弾劾罷免に向けて再び動き始めた。