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東西南北

2005年11月2日(水)

 下院倫理審議会は三十一日、ジルセウ、マベル、ケイロースの下議三人の議員権はく奪審議を四十五日間延長する要請を承認した。三人の審議期限が来週に迫り、最高裁の命令で報告書を作成し直さなければならなかったため。ジルセウ下議は同日、倫理審の合法性を最高裁に問うと発表、同下議の政治生命の最終決定はさらに先延ばしされる可能性も。
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 緊縮財政により連邦、州、市は今年九月までに八六五億レアルを節約、今年の目標八二七億レアルを三カ月早く達成した。しかし金利など一二〇〇億レアルの支払には十分ではない。
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 経済開発協力機構(OECD)の調査で、ブラジルは農業補助金の売上に占める割合が三%と、加盟国の中でニュージーランドに次いで低い国であることが判明。平均は三〇%、最悪は日本の五八%。補助金を半分に減らせばブラジルの農業部門は年間一二億ドル売上が増えるという。
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 ペルナンブッコ州内陸地方で農地占拠運動(MST)のリーダーら三人が四日の間に連続で殺害された。その中の一人メネゼス市議は三十日、自宅にいたところを二人組の男が侵入、妻と五歳の息子の目前で頭を撃たれ、二人はバイクを奪って逃走した。二十九日にはサントス氏が十四カ所刺され、二十七日にはマーチンス氏が十発以上撃たれて殺害された。MSTメンバーらは農場主の指図とみている。
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 英紙ザタイムズが世界二千三百七十五大学を調査してベスト二百を選出、サンパウロ大学(USP)が一九六位に入った。他に中南米諸国から選ばれたのはメキシコ大学(九六位)のみ。トップはハーバード大学。