ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

2005年11月4日(金)

 ロドリゲス農務相は二日、「問題は口蹄疫が発生するか否かでなく、いつどこで発生するかを知ることだとずいぶん前に話した。対策については不安を感じていた」と述べ、口蹄疫対策に落ち度があったことを認めた。感染拡大のリスクについてある機関から警告を受けていたという。
     ◎
 下院倫理審議会は一日、証拠不十分を理由に満場一致でマベル下議(自由党)を議員権はく奪の対象から外す決定を下した。最終決定は下院本会議で行われる予定。同下議は一〇〇万レアルを受け取りブラジル社会民主党から自由党に鞍替えした疑いで告発されていた。
     ◎
 先日射殺された麻薬密売人ベン・テ・ヴィことエリスマールの恋人モニッケ・リゾらが、密売仲介の容疑でリオ第二十五署に逮捕された。彼女らの異常な素振りと挑発を静めるため署は特別室に拘留した。同恋人は拘束された女性の中で、最も美しく、オシャレであった。警察の尋問に対してリゾは、性器の陰毛と割れ目の部分にベイジャ・フロールの刺青を彫ったと恥じることもなく得意そうに披露した。
     ◎
 先日ショッピングセンターで銃撃戦が展開されたのを受け、商店組合は警らの強化を警察に要請。今年に入り、同センターで約二十人が密売容疑で逮捕されている。
     ◎
 八月二十三日にサンパウロ市イタイン・ビビ区で発見され、病院に運ばれた後も昏睡状態でいる身元不明の三十歳前後の白人男性が蒸発した身内の人間かどうか確認するため、一日と二日に約七十人が来院した。同男性について報道されたのは今月一日で、一カ月以上何もしなかった警察に非難ごうごう。