2005年11月4日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】サンパウロ市内パウリスタ大通りの歩道の張替え工事が三十一日から着工された。これまでのタイルからセメント半加工製品となり、地下の排水や配線工事が短期間に容易に行えるのが狙いとなっている。
工事を主導する環境保全団体パウリスタ・ヴィーヴァは二十八日、エレトロパウロ電力、水道局、ガス配給局と打ち合わせを行い、同通りの地下地図を作成した。また同通りに設置された信号灯のうち半数が配線盗難や破壊で無残な姿をさらけ出していることから、市当局は撤収することになった。
工事はティシェイラ・ダ・シルヴァ通りからレオンシオ・デ・カルヴァーリョ通りの区間で始められ、工事で発生する廃棄物の運搬は明け方に行われ、交通の妨害を避ける。まら、期間中は歩道の半分を歩行できるようにして通行人への迷惑を最小限にしたいとしている。