ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

ブラジル人出稼ぎに朗報

2005年11月9日(水)

 【ヴェージャ誌一九三〇号】中国経済の五倍を上回るGDP(国内総生産)を誇る日本経済の三年連続右肩上がりで、ブラジル出身の出稼ぎも恩恵に浴し採用人員や収入も増えた。
 ハイパーインフレの悪夢が覚めないブラジル人出稼ぎは、九八年以来初めてと発表されたインフレが年〇・一%をほとんど感じていない。しかし、職場に活気が戻ってきたのが嬉しい。
 日本は過去五年間、景気低迷に悩まされた。出稼ぎも不安定な求職前線で台所は厳しく、毎日七百二十五円のハンバーグとフライド・ポテトで飢えを凌いできた。そのハンバーグも現在、六百円に値下げした。
 ハンバーグの値下げ同様に、サラリーもカットされ収入が激減した。しかし、日本経済にルネサンスの兆候が見えてきた。〇一年に記録した経済成長マイナス二・四%は〇五年、二・二%へ回復した。
 収入急減の原因となったデフレは〇一年のマイナス一・三%を底値としてインフレ傾向へ転じた。平行してサラリーも微増するものと期待される。

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