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貸し別荘の契約でトラブル=現地訪れ、十分な下調べを

2005年11月11日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】十二月の夏期休暇シーズンを控えて早くも行楽プランを練っている向きも多い。サンパウロ州では海岸地方の人気が高く、例年行楽客でごった返す。この時期、貸別荘、貸マンションの契約でトラブルが発生する事が多く、関係者は早めに十分な下調べをすることを呼びかけている。
 とくに短期間を過ごす場合のトラブルが多く、泣き寝入りに終わるケースが多発している。このため契約時は一度現地を訪れて、建物や室の状態、環境、隣近所の様子、海水浴場までの距離および環境をチェックするよう勧めている。
 年末年始の貸し別荘あるいは貸マンションの賃貸料金は未発表だが、サンパウロ州不動産協会が先週とりまとめた十一月十五日の休日の賃貸料が一つの目安になるとしている。同協会が海岸地方の五十九軒の不動産店を調査した。それによると、最高は北部海岸のマンションで、四室で一日三三三・三三レアル、貸し別荘は四室で三一八・七五レアルだった。安いのは南部で二二三・三三レアルだった。
 地区別に見ると貸マンションは南部(イタニャエン、モンガグアー、ペルイーベ、プライア・グランデ)は一部屋(台所付き)が六九・〇九レアル(貸し別荘は六七・七八レアル)。三部屋で一八八・一八レアル(一八〇・五九レアル)。四部屋で二二三・三二レアル(二二〇レアル)となっている。
 中部(サン・ビセンテ、サントス、グアルジャー、ベルチオーガ)では順に一〇二・八六レアル(一〇三・三三レアル)、一六〇レアル(一六四レアル)、二二四レアル(二一三レアル)、三〇六レアル(三〇三レアル)、北部(カラグアタトゥーバ、ウバトゥーバ、イリャベーラ、サン・背バスチオン)ではそれぞれ一〇七レアル(一一五レアル)、一六七レアル(一六四レアル)二〇八レアル(二二三レアル)三三三・三三レアル(三一八・七五レアル)となっている。