ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

バッテパッポ

2005年11月11日(金)

 サンパウロ市経済研究所が十月に市内で日用品四十五種類の物価を調査したところ、リベルダーデ区と南部各地区が最も高かった。これらは都心に近い南部で、ほかにイタイン・ビビ、イピランガ、ジャバクアラの各区で合計二一〇・四レアルだった。次いで西部の二〇一・五九レアル、市内の平均は一九五・八五レアルで、これを下回ったのは北部(一九四・四六レアル)東部一区(都心に近い地区で一九三・五七レアル)、南部二区(一八八・三七レアル)、東部二区(一八六・六〇レアル)だった。
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 サンパウロ市の病院に三カ月近く意識不明で収容されている患者の身許がようやく判明した。患者の存在が報道されて以来、病院には家出人や行方不明者を捜している家族ら百五十人が押しかけたが、いずれも人違いだった、あまりの騒ぎに警察は先週、患者の顔写真を新聞紙上に公開。それを見た姉が病院にかけつけて確認した。患者の男性はミナス・ジェライス州出身で十五年前にサンパウロ市に出稼ぎに来ていた。傷の具合から路上で車にはねられ、意識を失ったとみられている。
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 サンパウロ市文化局と観光局は十九日から二十日にかけて二十四時間にわたる文化振興イベントをサンパウロ市各所で行う。コンサート、ダンス、ポップミュージック、ディスコ、屋外映画の催しで、十九日午後二時から二十日午後二時までのマラソン実施となる、この期間は警官も増員され、バスやメトロも止まらず運行される。アニャンガバウー広場ではトム・ゼーなどのショーの準備が進んでいる。

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