2005年11月11日(金)
ブラジル長野県人会(本部・サンパウロ市、新井均会長)の会員ら二十七人は十月二十二日、リオデジャネイロ市を訪ね、県人会の現地支部関係者と昼食会などを通して交流を深めた。
支部訪問は毎年恒例。今年は、長野県の太鼓グループ「響岳太鼓」がリオで公演中と知り、同地が選ばれた。
ポン・デ・アスーカルを観光後、イーリャ・ド・ゴベルナドールの鹿田明義支部長宅で開かれたシュラスコ会に出席。関係者のほか太鼓グループの十六人も加わり、歓談に花が咲いた。
その後、グループの公演会場先であるモアシル・バストス大学へ移動。大学の中庭で野外演奏を鑑賞した=写真=。
折からの驟雨(しゅうう)を吹き飛ばす熱演を目の当たりにし、「さすが全日本コンクールで入賞した実力」と一同大満足。
翌二十三日はコルコバードに向かい、キリスト像前で記念撮影。表敬訪問したリオ日系協会で、婦人部の手作り料理をいただいた。 そこで太鼓グループの一団と再会した際、県人会から記念品を贈呈。県歌「信濃の国」を斉唱し、お別れ。心地よい余韻を残してサンパウロへ帰った。