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大耳小耳

2005年11月11日(金)

 一般に二十八万人とも言われる在日ブラジル人。愛知や静岡に集中しているのは有名だが、一番人口の少ない都道府県はどこでしょう? 答えは高知県の二十五人。佐賀県(三十一人)、宮崎県(三十二人)と続く。あくまでも登録数だが、九州が少ないようで福岡以外の五県が百人以下となっている。〇四年十二月の統計で法務省出入国管理統計年報の出典。
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 ダニを通じて感染するフェブレ・マクローザ(紅斑熱)が、ブラジルのメディアで盛んに報じられている。リオ州だけでなく、モジ・ダス・クルーゼスでも感染者が確認されたという。援協に聞いたところ、「前々からある病気で、マスコミの過剰反応なのではないか」と答え、気に止めていない様子。そう言えば鮭の寄生虫問題で、今年四月にグローボ局から取材を受けた。「何十年も食べているけど、病気になったことはない」と突き放したそう。
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 ブラジル出身の日本のプロ野球選手三人が戦力外通告されていたことがこのたび明らかになった。片山文男投手(ヤクルト)、瀬間仲ノルベルト内野手(中日、登録名ホッシャ)、アンダーソン・ゴメス外野手(ソフトバンク)。関係者筋によると、「解雇された選手を集めたテストがあり、スカウトの目に止まれば復帰の道も」というが、見通しは明るくないようだ。現段階で来期のプレーが確定視されているブラジル出身選手は玉木重雄投手(楽天)、松元ユウイチ外野手(ヤクルト)、桜井好実外野手(中日)の三人。