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2005年11月17日(木)

 ハイチの米系NGO(非政府団体)は十五日、国連派遣のブラジル駐留軍が同国シテ・ソレイルで起きたリンチ事件を看過したと米州機構(OAS)へ告発した。ハイチ警察とミヌタ族は無防備の婦女子を含む市民六十三人を殺害したが、ウラノ・バセラール将軍率いるブラジル駐留軍は事件防止に努めることなく傍観したという。被害者はリンチの巻き添えではなく、明らかに射殺されたと報告。録画されたリンチ事件の様子はOASへ提出、ブラジル政府へ説明を求めるとしている。
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 裏金CPIは十六日、大統領府の意に添わせるための月極め裏金の存在は確認できなかったとする最終報告書をまとめた後、百二十日間の調査活動の幕を閉じる。しかし、選挙資金を扱うための裏帳簿の存在は指摘。野党は同CPIの調査を四月まで延長するよう最後の努力を試みているが、実現は困難。
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 ブラジル銀行は今年第3・四半期の純益が一四億レアル、前年同期比七二・七%増と銀行部門トップの業績を達成。
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 十三日夜にテレビ局グローボの番組で放映された陸軍クリチーバ大隊での新兵暴行シーンについて、加害者の軍曹は「あれは冗談だった。しかも彼らは新兵ではない」と弁解し、被害者も進んで冗談に加わったと付け加えた。
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 テレビ局RedeTvは十五日午後、十四日夜に電信庁が大サンパウロ市圏での放送を禁じた件で検察庁と合意を結び、同日夜に放送を再開した。同局は番組の中で同性愛者や障害者などの人権を侵害した罰として五〇万レアルを支払い、さらに人権教育番組を放映するよう命じた裁判所の命令を無視していた。