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刊行物

2005年11月23日(水)

 『火焔樹』十一月号が発行された。扉の一句「イタリアの裔の十字架バラ赤し」(要一郎)、雑詠(要一郎選)、雑詠の一句「落葉ふえ木漏日の綾ペッキー木」(ピラポーラ巳野由紀子)。巻末の「消息」で要一郎氏は「怪我はよそ目には普通人と見えるまで癒えた。三百キロの旅を二つした。疲労したが無事であった」と自身を知らせている。