2005年11月25日(金)
【エスタード・デサンパウロ紙十七日】世銀の調べによるとブラジルは今年、外国で働く出稼ぎからの正式送金額が三六〇億ドルとなり、開発途上国の送金受取りランク八番目となった。公式数では一位がインドの二一七億ドル、次いで中国の二一三億ドルとなっている。
ブラジルへの送金は二〇〇一年から〇四年にかけて三倍に膨れ上がり、昨年は五八億ドルに達した。しかしあくまでも正式送金で、ヤミ送金や委託などを含むと実数はさらに多いと見ている。これは一部の輸出の主要産品の実績を超える金額となっている。世銀では今年の全世界の送金額は正式な金融機関を通しての一六七〇億ドルに加え、ヤミ送金が八〇〇億ドルに上るとみている。