2005年12月02日(金)
サンパウロ総領事館の新しい査証担当領事として尾崎由昌領事(48、愛媛県出身)が十一月二十五日に来伯、着任した。
尾崎領事は外務省入省後、ベルギーで三年二ヵ月勤務。EU代表部で会計班長を務めた。その後、東京の経済局で予算を担当。また、パリでは四年三ヵ月の間、OECD経済協力開発機構代表部担当として、予算、会計の仕事に携わった。
今まではヨーロッパ経済に約十年間関わってきたが、今回初めてブラジル勤務。着伯した朝はあいにくの雨だったが「ベルギーは毎日雨だったから気にならない。ただ、気温差が三十度もあるのには驚いた」と感想を話す。
趣味は釣り、ボーリング、ゴルフなど。特に釣りに関してはプロ級の腕を持つ。「魚の話をしたら朝をむかえてしまう」というほど。釣竿やボーリングのボールなどを持参したという。鯛専門だが、「ブラジルではぜひ、川魚にも挑戦したい」と話した。
「ブラジルどころか南米に来ることが初めて。ブラジルは日系人社会最大の国だから、そういう意味ではやりがいのある場所だと思う。今までにない仕事だが頑張りたい」と意気込みを語った。