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政府経費、公共投資上回る=5年間に45%増、歯止め効かず
2005年12月06日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】削減に向けた政府の努力にもかかわらず、連邦政府の行政運営費が前年比で二一%増加し、公共投資への支出を上回ったことが予算管理省のデータで確認された。
連邦政府は今年一―十月に、業者への委託費や出張旅費などの行政運営費に八六億レアルを支出した。前年同期は七九億レアルで、〇四年も〇三年比で二五%増加したため、運営費はルーラ政権が発足後二年連続で増加したことになる。公共投資は今年一―十月で七九億レアルだった。
また、二〇〇〇年から〇四年の五年間に運営費は四五%増える一方、公共投資の伸びは七・六%に留まった。支出項目別にみると、五年間で最も増加したのは出張費(八九・二%)で、資材購入費(七七%)、契約職員の人件費(六九・三%)が続いた。
政府は昨年、国の発展に必要なインフラ整備に予算を重点的に配分すると約束、予算管理省も政府の行政運営費の抑制を長期計画に盛り込んでいるが、実際に歯止めがかかっていない。今年三月に経済チームがこうした費用に上限を設ける計画を立てたが省庁の抵抗に遭い、挫折した経緯がある。
そうした中、予算管理省のスタッフは資材購入などでインターネットによる入札を採用することで経費を削減できると述べた。ネット入札による資材購入費は昨年四二億レアルだったが、今年は三四億レアルとなっている。