2005年12月06日(火)
東山農産が、このほど取引先や顧客にナタール、年始の挨拶を書面で行い、そのなかで同社が十九日から集団休暇に入ることを知らせた。来年一月五日までの超大型休暇。ふだん休みを取りたくても取れない零細企業の社員には羨ましい話。同社の懇切は、まだある。長い集団休暇に入るので「台所の(調味料、お酒などの)エストッケが切れないようにご注意下さい」と挨拶のなかに加えたのだ。なかなかやります!
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ブラジル日本語センターは、教師認定に向けて取り組んでいる。現役教師の認定基準や地方の養成講座との連動など課題は多い。作業も終盤に入り、来年に再開する教師養成講座から実施できる運びになった。日本語教師はこれまで資格がないために、地位が低くみられてきた。日本語センターが実力を保証することで、少しでも待遇が改善できれば。
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ヤクルト一軍に定着した日系三世、松元ユウイチ選手(24)が十一月三十日、五割増しの年俸千五百万円でサインした。入団七年目の今季は故障もなく、代打として通年活躍したのが認められた。ただし打率は2割4分1厘にとどまった。日刊スポーツ紙によれば、松元選手は「やっぱり数字を残さないと、と言われました。古田監督からは長打が欲しいと言われているので、来年はもっとパワーをつけたい」と語った。サッカーだけでなく、野球でもブラジル勢の健闘を期待したい。