2005年12月08日(木)
プロ野球・阪神タイガースから選手のサイン入り色紙二枚が五日、ブラジル兵庫県人会(尾西貞夫会長)に届いた。遠く離れたブラジルからの熱烈な応援に感謝するもので、色紙には牧田俊洋球団社長、岡田彰布監督をはじめ今岡誠主将、金本知憲、赤星憲広選手ら十三人のサインが。
藤本和弘兵庫県副知事の手紙も同封され、「日本シリーズでは調子を落とし残念。来期に期待している。今後ともブラジル兵庫県人会のみなさまの阪神タイガースへの変わらぬ熱い熱い応援よろしく」とのメッセージが書かれていた。
受け取った尾西会長は「日本ではなかなかもらえないからうれしい。でも日本シリーズもっと頑張って欲しかったね。来年は必ず日本一になって欲しい」。
岸本晟第二副会長は「ブラジルにいる兵庫県人の誇り。元気をもらったのでますます頑張って応援していきたい」と喜んだ。
一方、渡伯する前から熱烈ファンというトミ商会の富殊郎さん(69)は「阪神が大好きなばっかりに、日本シリーズでの負け方にはがっくりきた。もっと接戦やったならわかるけど、あの負け方はねぇ」としながらも、「海外のファンに贈ってくれるのはありがたいこと。お返しにブラジルのコーヒーくらい送りたい」と感謝した。
今後ハンカチやピンバッジ、選手の人形など三百点の関連グッズも届く予定で、ブラジルの阪神ファンを集めて配布されるという。