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聖南西でも紅白歌合戦=12都市の歌い手、ソロカバへ

2005年12月10日(土)

 聖南西文化体育連盟(森エリオ会長、木村勝演芸部長)は、去る十一月二十七日午前八時半から、ソロカバ文協会館で第八回聖南西紅白歌合戦を開催した。十二都市(アヴァレー、カウカイア、カッポン・ボニート、イビウーナ、イタペチニンガ、マイリンケ、ピエダーデ、ピラル・ド・スル、レジストロ、サンミゲル・アルカンジョ、ソロカバ、V・グランデ)から歌い手が参加、最初に紅白に出場しない百三十四人の間でコンクールが行われた。
 紅白は、午後四時半開始。聖南西を代表する男女二十二組が熱唱。白組武田敏輝さん、紅組福島則子さん、菅野笑子さん司会兼キャプテンにより始まった。前半、リードされていた白組が逆転勝利し、上村政弘審査委員長から武田キャプテンに優勝トロフィが手渡された。
 大会を目前にした十一月六日、実行団体ソロカバ文協の福島明カラオケ部長が急死した。催しの実現を危ぶむ人も少なくなかったが、則子夫人が「夫はこの紅白をソロカバで開催することを喜び、楽しみにして、懸命だった。夫の夢を実現するため頑張る」と言い切って、みずから司会、キャプテンをつとめたのであった。ソロカバの関係者は青年たちを中心に団結し、立派な歌合戦を実現した。(金子国栄さん通信)。