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園児の成長見て=卒園式で演芸披露も=ますえ保育園

2005年12月15日(木)

 日伯ますえ保育学園(OEN、中原啓子園長)の二〇〇五年卒園式および進級式が十八日午前十時半から、サンパウロ市ドミンゴ・デ・モラエス街1581、なにわ会会館で開かれる。
 卒園式とあわせて発表会も開かれ、園児が劇やお遊戯、唱歌などを披露する。中原園長と作本郷原登美子理事長、園児のみなさんが案内のため来社した。
 同学園は、作本理事長の母で、一九三二年にサンパウロで日伯実科女学校を設立した故・郷原満寿恵さんの代から約四十年を数える。四歳までは日本語で教え、その後伯語、英語等で教えていくバイリンガル教育を行なっている。
 今年から小学一年生が始まり、現在は、三カ月から九歳までの児童約百十人が通っている。
 当日は午前十時半から卒園式や生徒への表彰式、続いて生徒による発表会が行なわれる。午後からは母親の会や、ビンゴなどの催しも予定されている。
 「一年前によちよち舞台に上がっていた子、泣いてしまった子が、一年経ったらできるようになる。その成長を見るのが楽しみ」と語る作本理事長。「みなさん気軽に一日を過ごして、子どもの一年の成長を見てください」と来場を呼びかけた。
 問い合わせは同学園まで。電話5081・6875。