2005年12月17日(土)
山本喜誉司賞が生まれ変わりつつあるという。主催がブラジル農業技術研究会の手を離れ、文協に移ってからは、どうみてもお座なりだった。ほかの「賞」や「表彰」と同時に授賞するなど、受賞者のことなどまるで考慮されていないといってもよかった。今回は独立させて、祝賀会は会費制とした。昔のことをいえば、祝賀会のために農技研の関係者の妻たちがごちそうをつくり、来会者をもてなした。温かい授賞式だった。「山本賞の初心」の一面だ。
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ビンゴCPI(議会調査委員会)の野党上議が十四日、与党PTの元「金庫番」で零細企業支援サービス機関(SEBRAE)の会長岡本パウロ氏の銀行口座の開示を求めたが、別の議員の反対で、同氏はこの「窮地」を切り抜けた。二〇〇二年選挙の際に大統領が負った借金の一部を返済している同氏の説明に不透明な点があると判断されたもの。日系人初のSEBRAE会長に二〇〇四年一月に就任した同氏は組合闘争時代から大統領の盟友とされる。SEBRAEの年間予算は九億レアルで外務省とほぼ同額。
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今週、FM東京、NHKから問い合わせがあった。いずれもブラジルサッカー事情について。後者の問いが興味深いものだった。一九七〇年のW杯メキシコ大会で三度目の優勝を果たした後の話。国旗中央の模様をサッカーボールの柄にする案が浮上し、「国会で審議されたというのは本当ですか」。へェーと思い、当時のパウリスタ新聞のブラジル社会面を検索したが結果は見つからず。NHKはブラジル大使館にも訊いてみたそうだが、やはり答えを得られなかったそう。何かご存知の方は一報下さい。