2005年12月22日(木)
全国の市職員が二〇〇二年から〇四年までの間に一一・一%増え、四五二万人を数えた。地方別では南部が最も増加(一四・八%)、州別ではロライマ州の七一%増が最高だった。人口五千人未満の小都市で住民百人当たり五・二人と、公務員の割合が高い。
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政府は〇七年に返済期限を迎えるパリクラブの債務二五億七五〇〇万ドルを一年前倒しで来年に完済する考え。
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アルコール価格の高騰で、ガソリンと併用できるフレックス燃料車の運転者が州によってはガソリンを選択する傾向にあるという。アルコール価格がガソリンの六〇から七〇%を超えるとこの傾向は強まり、リオ・グランデ・ド・スル州やミナス・ジェライス州などでガソリンが好まれている。サンパウロ州は昨年十二月以降五七・七%を維持。
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〇六年度サンパウロ大学入試(Fuvest)で、公立高校出身者の一次試験合格者が前年比九・五%減の六千五百八十八人にとどまった。同受験者は前年比一九・二%増の七万七百九十六人で、合格率は一二・三%から九・三%へ低下。今回は試験問題が難しかったと入試責任者。
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サンパウロ州議会は二十日、市外路線バスや州内長距離バスすべてに一名ずつ六十五歳以上の高齢者を無料で乗車させる州条例案を可決した。但し無料乗車希望者は収入が最低賃金の二倍以下で、四十八時間前に無料乗車券を切符売り場で申請し、所得と年齢を証明しなければならない。アウメイダ州議(PT)の上程案では二名となっていたが、州政府とバス会社の要請で一名に減った。バス会社が高齢者の無銭乗車を拒否したら、六六五〇レアルの罰金を課される。