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何かと話題に=上った1年…=県連忘年会に200人

2005年12月22日(木)

 ブラジル日本都道府県人会連合会の二〇〇五年忘年会が十五日午後七時から宮城県人会館で開かれ、総領事館やJICA、JETRO、日系サンパウロ市議、日系団体代表者、県人会関係者など二百人近くが訪れた。
 第八回フェスティバルの収支報告問題に揺れる県連。忘年会の前に開かれた十二月代表者会議でも事態収拾にはいたらなかった。
 あいさつに立った中沢会長は「二〇〇五年は、県連が何かと話題に上った年でした」と一年を回顧。会計未承認の問題を「お恥ずかしい」としながらも、イミグランテスに会場を移して実施した今フェスティバルが関係者の評価を受けていることを強調。「今年の間違いを正し、来年はよりすばらしいものにしたい」と述べた。
 さらに出席者に対し、今年一年の県連への協力に謝意を表わすとともに、来る年の協力を願った。
 沖田豊穂領事、石橋次郎JICA聖支所次長、桜井悌司JETRO聖所長など来賓あいさつの後、乾杯。食事を囲み、出席者はそれぞれ、今年一年を振り返り歓談した。
 またこの日は、県連から援協など日系福祉五団体への寄付も行なわれ、各団体の代表者に手渡された。