2005年12月24日(土)
二十一日付の本紙で、日本の国際交流団体「ヒッポファミリークラブ」がホームステイ先を探しているという話を伝えた。年末だし、どうかな、と正直思っていたが、二十二日に県連の中沢会長より「全員決まった」との報告。十三人のうち、県連を通じて五人の受け入れが決まったという。うちグアタパラには二人。「年末だからいいんだよ」という人もいたとか。「やってみないと分からないものですね」と中沢会長も驚いた様子。この結束力があれば、県連主催のホームステイも夢じゃない?
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愛知県人会は今年、愛知万博に合わせて母県訪問団を派遣した。「思い出を語る会」が先ごろ開かれ、参加者から感想を聞いた。訪日したのは約六十人で、うち半数が二世や三世だった。名古屋城や中部国際空港をみて、「愛知県人の子弟で良かった」と感動したという。日本が豊かだと印象づけたものの一つが、街頭で配布されているティッシュ(ちり紙)。無視して通り過ぎる人が、目立ったためらしい。
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九七年までリベルダーデにあった銃砲店「OSk」。射撃場が併設されていたので、覚えている(試し撃ちした)人も多いだろう。多い時には一日に三百丁売ったこともあるという。「今では考えられないよ」と店主の小田俊勝さん。九六年ごろから許可が厳しくなり、二百件近くが店をたたんだ。小田さんに当時の写真を見せてもらうと、銃を手にした日本の俳優の姿が。日本から来た人にとっては、隠れた「観光スポット」だったのかも。