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2005年12月27日(火)

 リオデジャネイロ日系人の美術展「青竹展」は、確かに異色だ。去る十月、第三回を開催。州文体連の機関誌「あゆみ」(十一月号)が出展者二十四人を紹介していたが、順序が年齢順。最高齢がセオマール蜂谷さん(92、磁器)。四十年ほど前、パウリスタ文学賞に応募して盛んに小説を発表していた福村隆行さん(82、油絵)はちょうど順序の中程。最後尾は文体連役員の牧田弘行さん(71、油絵)。柔軟の象徴「青竹」とは、よく命名したものだ。
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 先週の金曜午後、本紙の女性読者のもとに「セントラウ・デ・バンコ・ド・ブラジル」(ブラジル銀行本部)所属を名乗る男性から電話があり、「あなたの情報をコンフィルマ(確認)したいから教えてくれ」と要請があった。本当に銀行なら個人情報をすでに持っているはずだと不審に思った女性は、黙ってその電話を切った。その後、自分が口座を持つリベルダーデ支店に確認したところ、「電話でそのような確認をすることは絶対にない」と断言。さきの電話が、なんらかの詐欺に関わるものとの確信をふかめた。なにかと犯罪が増加する年末だけに、十分にご注意を!
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 先ごろ、二年連続で世界最優秀サッカー選手に選ばれたばかりのロナウジーニョ選手(バルセロナ)をテーマに、NHKがドキュメンタリー(一時間)を制作する準備をはじめているという。伯字紙の報道によれば、放送予定はドイツW杯直前の来年五月。同選手の兄弟と契約交渉するため、すでにNHK職員は二回もポルトアレグレに行った。少年時代をすごしたペリキットFCやプロになったグレミオ時代の映像もみられるようだ。同様にNHKでは、ジッコや欧米で活躍するブラジル人選手の作品も制作中とか。