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東西南北

2006年1月5日(木)

 政府は三日、政権発足後三年間に実施されなかった運輸、エネルギー部門のインフラ整備に、公立銀行や年金基金の資金を重点的に投入する方針を明らかにした。三月にはトカンチンスとマラニョン州にまたがる南北鉄道(全長七二〇キロ)の、五月には総発電能力五〇〇〇メガワットの水力発電所六カ所の工事入札が実施される予定。
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 覆面をかぶり、武装した強盗グループが二日午後、サンパウロ州オルトランジア市のブラジル銀行支店を襲い、ケース一つを盗んで逃走した。強盗らは盗難車で正面ガラスに体当たりして行内に侵入、銀行警備員の足を撃ってけがを負わせた後、五分以内に犯行を終えた。また、犯行直前に「銃撃戦で警官二人が撃たれた」とイタズラ電話を軍警にかけ、警官らの現場への到着を遅らせていた。
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 サンパウロ州マウア―市で三日午後、落ちた凧を取りに住宅に入った八歳の男児がピットブル二匹に襲われて死亡した。路上生活者らが少年を助けようとしたが及ばなかった。
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 サンパウロ市中央区にある地理歴史研究所の建物からドンペドロ一世と二世の書簡や一八二四年憲法など、三十点を超える貴重な歴史遺産が盗まれていたことが二日、判明した。泥棒らは年末休暇中にドアを破って侵入、同研究所には警備員が配置されておらず、防犯カメラや警報装置もなかった。
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 保健省によると、デング熱による死亡者数は〇五年に四十三人と、〇二年の百五十人に次いで多く、〇四年の五倍に急増した。北東部や北部の中規模都市で三十二人と死者が多かった。感染者が少なく、最も症状が重いタイプ3の流行が死亡者数増加の原因だという。